角丸四角形: 高月町TMO構想
高月町中小小売商業高度化事業構想

平成18年3月

特定非営利活動法人 花と観音の里

…目次…

1 TMO構想の目的

(1)TMO構想の目的...................................................................................

(2)TMO構想の位置づけ..............................................................................

2 TMOの設立

(1)TMOの設立...........................................................................................

(2)TMOの役割..........................................................................................

(3)TMOの組織と運営................................................................................

(4)TMOの財源...........................................................................................

3 全体構想

(1)基本方針...............................................................................................

(2)基本コンセプト......................................................................................

(3)事業の全体構成5本柱.........................................................................

4 事業構想

(1)高月町の顔づくり................................................................................

(2)うるおいある景観づくり.......................................................................

(3)住民交流・生活拠点づくり.....................................................................

(4)高月らしい特産品開発と循環の仕組みづくり........................................

(5)起業化支援の仕組みづくり...................................................................

5 TMO事業の推進方策

(1)推進戦略.............................................................................................

(2)推進体制.............................................................................................

1 TMO構想の目的

(1)TMO構想の目的

○高月町は、滋賀県の湖北地域にあって、琵琶湖の水辺や己高山山系の緑など、豊かな自然に恵まれ、また、平安期の美しい国宝十一面観音をはじめとする多彩な観音様など個性的な歴史を持つまちです。

○JR高月駅を中心とする町の中心部は、かつて湖北地域の主な生活核の一つとしてにぎわいましたが、町中央部を南北に貫く幹線道路である国道8号沿道に滋賀県北部では最大級のロードサイド型大型店舗群が形成されたため、全国の地方都市の中心市街地と同様に空洞化が進みました。

○そのため、町では、中心市街地の活性化に向け、平成17年3月に「高月町中心市街地活性化基本計画」を策定し国に提出するとともに、この計画に基づき、中心市街地の活性化に向けた諸事業を推進しています。とりわけ、平成18年秋のJR北陸本線直流化による「琵琶湖環状線」の開業の波及効果を最大限に活かすため、平成17年10月にはJR高月駅(簡易橋上化)を完成させ、町の顔としての魅力や乗降客の利便性が高まっています。

○一方、「高月町中心市街地活性化基本計画」と平行して、高月町商工会では平成16年度に「高月町商工会地域振興ビジョン」及び「高月町中心市街地活性化推進事業 コンセンサス形成事業報告書」を策定し、町の将来を展望した地域振興や中心市街地活性化のビジョンの提言と、商工業者自身が取り組むべき事業のアイデアや枠組を固めてきました。

○本構想は、このような取り組みをさらに具体化するため、商工業者による地域振興や中心市街地の活性化に向けて、必要な事業の明確化と具体化を図るものであり、基本的には民間事業者が担う事業を中心に位置づけるものです。この構想により、行政と民間が両輪となった取り組みによって、高月町の中心市街地の活性化を推進していこうとするものです。

(2)TMO構想の位置づけ

○本構想は、「中心市街地における活性化市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律」第18条に定める「中小小売商業高度化事業構想」として策定します。

○本構想は、高月町における中心市街地活性化の中心的な担い手となることを目指して平成18年3月に認証されたTMO組織である「特定非営利活動法人 花と観音の里」(以下「NPO花と観音の里」)が策定するものです。

○本構想は、この「NPO花と観音の里」の今後の取り組みの基本的な方針であることはもとより、これを要(かなめ)として、行政や商工会をはじめ、住民や各種事業者の連携による活性化事業の推進の指針ともなります。

参考

TMO=Town Management Organization とは

○中心市街地活性化法(1998年)に基づく制度。

TMO(認定構想推進事業者)

・中小小売商業高度化事業の総合的な推進を図るのにふさわしい者で、市町村に次の「TMO構想」の認定を受けた者(商工会、商工会議所、特定会社、公益法人、特定非営利活動法人(NPO))。

TMO構想(中小小売商業高度化事業構想)

・中心市街地における中小小売商業の高度化に関する総合的かつ基本的な構想(「中心市街地における活性化市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律」第18条に規定。

NPO=Non-Profit Organization とは?

・広義には、ボランティア団体や市民活動団体などの「民間非営利組織」を指す。

・狭義には「特定非営利活動促進法」に基づいて認証された特定非営利活動法人を指す。

2 TMOの設立 

(1)TMOの設立

○TMO(認定構想推進事業者)として、「特定非営利活動法人 花と観音の里」を設立します。

○TMOをNPO法人として設立することは、次のような利点があります。

・まちづくりに熱意のある幅広い人々の参画を募りやすい

・営利を目的としないため、運営が比較的身軽である

・行政から収益事業、ボランティア両方の受託が可能である

・ボランティアから収益事業に発展させていく取組が可能となる

■設立するTMOの概要

法人名

特定非営利活動法人 花と観音の里

認証日

平成18年3月3日

所在地

滋賀県伊香郡高月町大字渡岸寺155番地の1

目 的

高月町の活性化に関する事業を行い、まちづくりに寄与することを目的とする

特定非営利活動の種類

(1)まちづくりの推進を図る活動

(2)経済活動の活性化を図る活動

(3)子どもの健全育成を図る活動

(4)情報化社会の発展を図る活動

(5)環境の保全を図る活動

(6)保健、医療又は福祉の増進を図る活動

(7)学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動

(8)前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動

事 業

(1)地域活性化に関わる企画立案・調整事業

(2)地域活性化に関わる情報発信と提供事業

(3)地域活性化に関わる調査研究と情報収集事業

(4)地域活性化に関わる人材育成事業

(5)地域活性化に関わるサービスの提供事業

(6)地域活性化に関わる公共施設の管理・運営事業

(7)地域活性化に関わる歴史・文化の伝承と創造事業

(8)その他この法人の目的を達成するために必要な事業

(2)TMOの役割

○NPO花と観音の里は、高月駅周辺を中心とする中心市街地における商業集積を一体として捉え、業種構成、店舗配置等のテナント配置、基盤整備、活性化イベントなどのソフト事業などを総合的に推進し、中心市街地における商業集積の一体的かつ計画的な整備をマネージメント(管理・運営)します。

○NPO花と観音の里は、行政、商工会、住民、事業者、各種団体など様々な主体が参加するまちづくりの取組(事業)を横断的・総合的にプロデュース(企画調整)し、高月町における中心市街地活性化推進の要(かなめ)の役割を果たします。

○本構想で定めるTMO事業の推進の担い手は多岐にわたることから、相互の連絡調整や基本方針決定機関として、「(仮称)高月町中心市街地活性化協議会」※を設置します。

(3)TMOの組織と運営

○NPO花と観音の里の運営は、下図のような組織構成により推進します。

(4)TMOの財源

○NPO花と観音の里の運営にかかる財源は、下図に示すように、各方面からの支援と事業収入(受託事業、自主事業)によりまかないます。

3 全体構想 

(1)基本方針

○「高月町中心市街地活性化基本計画」では、活性化の基本方針と事業計画が次のように定められており、これを踏まえるものとします。

○平成17年10月、JR高月駅の簡易橋上化が完成し、駅周辺の道路やひろば、観光案内施設などの基盤整備が進みつつあります。中心市街地の活性化や高月町の顔づくりへの住民の期待は高く、駅開業に伴う記念イベントでは、町人口を大きく超える1万45千人の参加者が駅周辺に集いました。

○さらに、平成18年秋には北陸本線の直流化による「琵琶湖環状線」の開業が予定され、渡岸寺観音堂(国宝十一面観音)をはじめとする観光集客が一層増加するものと考えられます。

○町人口の減少と高齢化、中心市街地の空洞化が進む中で、上記のような地域活性化へのインパクトを最大限に活かし、都市機能の増進と地域経済の活力の向上を目指し、TMO構想の基本方針として次の柱を設定します。

@ 地域に密着し、住民の生活利便性の増進に役立つ商業の振興を図ります

A 地域資源を活かした観光・交流の魅力を高め地域経済の活性化を図ります

B 安全・快適で住みやすい環境づくりを住民・事業者・行政の協働で進めます

(2)基本コンセプト

テキスト ボックス: 『観音様が微笑む にぎわいとふれあいのまちづくり』

○高月町は古代から各時代の歴史資源が豊富で、とりわけ美しい表情をたたえる渡岸寺観音堂の国宝十一面観音は、広く住民に親しまれ、また町内や湖北地域一円に分布する多くの観音様とあいまって、数多くの観光客を誘引する貴重な観光資源ともなっています。

○このことから、観音様をシンボルとして、住民や町外の人々が交流し、にぎわいとふれあいのあるまちづくりを進めます。

(3)事業の全体構成5本柱

@ 高月町の顔づくり                              (観光・交流・集客)

○JR高月駅及び周辺整備の効果を最大限に活かすため、簡易橋上化された駅及び自由通路や隣接する観光案内施設等の有効活用を図り、観光客にとっても魅力的な「顔づくり」を進めます。

A うるおいある景観づくり                              (景観・環境)

○重要な観光ルートとなる駅から渡岸寺観音堂にいたる参道の魅力化をはじめ、うるおいある景観形成を図ります。

B 住民交流・生活拠点づくり                               (住民交流)

○日常的な消費や生活サービスなどの住民生活を支え、にぎわいと交流の場となる拠点機能の整備を図ります。

C 高月らしい特産品開発と循環の仕組みづくり             (経済循環)

○農産品等を素材とした新たな特産品開発やその流通体制を強化するとともに、地産地消による経済循環を進めます。

D 起業化支援の仕組みづくり                            (起業化支援)

○新規起業や第二創業など積極的なチャレンジを促す仕組みづくりに取り組みます。

4 事業構想                     

■事業体系表

構想

事業

(1)高月町の顔づくり

1-1

自由通路有効活用事業

1-2

エコミュージアムのコア施設活用事業

1-3

駅活用イベント推進事業

1-4

駅を起点としたエコツアー事業

(2)うるおいある景観づくり

2-1

渡岸寺観音堂参道魅力化事業

2-2

緑いっぱい・花いっぱい推進事業

(3)住民交流・生活拠点づくり

3-1

住民交流拠点整備事業

3-2

高月らしいもてなし構築事業

3-3

高月夕市推進事業

(4)高月らしい特産品開発と循環の仕組みづくり

4-1

農産物加工による新商品開発事業

4-2

『高月逸品』(仮称)の戦略的PR事業

4-3

流通・販路拡大事業

4-4

地産・地消推進事業

(5)起業化支援の仕組みづくり

5-1

「高月屋台村」事業

5-2

空き店舗活用事業

(1)高月町の顔づくり

1-1

ア 事業名称

自由通路有効活用事業

イ 事業主体

民間事業者、NPO花と観音の里、ボランティア団体

ウ 事業時期

平成18年度

エ 事業概要

・簡易橋上化されたJR高月駅自由通路(町施設)における、特産品等のワゴン販売

・観光・イベント情報等の発信(情報発信ボードの活用)

オ 事業効果

自由通路を単なる交通空間としてだけでなく、来訪者に対する情報発信やサービス機能を持つ空間とすることで、来訪者に対する町のイメージアップが図られ、町及び駅への来訪者の増大や町内での滞留・回遊を促すことが期待される。

カ 事業手法

戦略的中心市街地商業等活性化支援事業等

1-2

ア 事業名称

エコミュージアムのコア施設活用事業

イ 事業主体

民間事業者、NPO花と観音の里、関係団体

ウ 事業時期

平成18年度

エ 事業概要

・コア施設(軒先などの屋外空間)にて、交流空間(オープンカフェ等)の設置や地域特産品等を販売する「市」の開設

オ 事業効果

エコミュージアムコア施設では、高月町や湖北地域の観光資源等の展示・紹介が行われることから、これとの相乗効果により、来訪者に対する町のイメージアップにつながり、リピーター率の向上が期待される。

カ 事業手法

戦略的中心市街地商業等活性化支援事業等

1-3

ア 事業名称

駅活用イベント推進事業

イ 事業主体

町、商工会、NPO花と観音の里、関係団体

ウ 事業時期

平成18年度

エ 事業概要

・駅周辺における全町的な交流イベントの企画・開催

オ 事業効果

駅開業イベント(平成17年10月)の成功を契機として、駅周辺を新しいイベント空間として継続的に活用することで、町への来訪客の増大による経済効果や、住民のまちへの愛着が高まることが期待される。

カ 事業手法

戦略的中心市街地商業等活性化支援事業等

1-4

ア 事業名称

駅を起点としたエコツアー事業

イ 事業主体

町、NPO花と観音の里、商工会、関係団体

ウ 事業時期

平成18年度

エ 事業概要

・駅を起点とした町内及び広域の定期バスルートの設定による魅力的なエコツアーの企画・実施

オ 事業効果

町への来訪客の増大による経済効果が期待されるとともに、ツアー参加者への継続的な情報提供等により、リピーター化が期待される。

カ 事業手法

戦略的中心市街地商業等活性化支援事業等

(2)うるおいある景観づくり

2-1

ア 事業名称

渡岸寺観音堂参道魅力化事業

イ 事業主体

まちづくり委員会

ウ 事業時期

平成18年度

エ 事業概要

・町道観音堂線沿道において、観音さんへの参道にふさわしい沿道景観の形成に向けた建築デザインのルールづくり

・渡岸寺地域を訪れる人々に心からの歓びと感動を提供するおもてなし・サービスの展開(縁日の開催等)

オ 事業効果

町への来訪客の増大やリピーター化による経済効果が期待されるとともに、沿道における商業者の起業等が進むことが期待される。

カ 事業手法

まちづくり協定等

2-2

ア 事業名称

緑いっぱい・花いっぱい推進事業

イ 事業主体

ボランティア団体、NPO花と観音の里

ウ 事業時期

平成18年度

エ 事業概要

・参道自体の魅力を高めるため、桜・もみじの植樹

・参道沿いの緑いっぱい・花いっぱい運動の実施

オ 事業効果

町への来訪客の増大やリピーター化による経済効果が期待されるとともに、住民ぐるみの取り組みとすることで、地域に対する愛着が高まることが期待される。

カ 事業手法

まちづくり協定等

(3)住民交流・生活拠点づくり

3-1

ア 事業名称

住民交流拠点整備事業

イ 事業主体

商業協同組合

ウ 事業時期

平成20年度

エ 事業概要

・住民の日常的な買い物や福祉機能など、コミュニティの生活サービスを支える複合的な交流拠点施設の整備

(複合機能)

・生鮮小売機能

・カルチャーセンター、託児(老)施設機能、健康維持増進スペース等

・高齢者に対応したコミュニティ事業、交流サロン

オ 事業効果

商業だけでなく、健康、文化、福祉等の複合的な機能を導入することで、中心市街地へ広範な年齢層の住民の来訪や施設への集客が見込まれる。

カ 事業手法

暮らし・にぎわい再生事業等

3-2

ア 事業名称

高月らしいもてなし構築事業

イ 事業主体

商業協同組合

ウ 事業時期

平成20年度

エ 事業概要

・古民家等の再生活用による、伝統的な高月料理(郷土料理)を楽しめる飲食・迎賓施設の整備

オ 事業効果

従来なかった質の高いもてなしや迎賓機能を備えることで、高月町への来訪客の増加とリピーター率の向上が期待できる。

カ 事業手法

戦略的中心市街地商業等活性化支援事業等

3-3

ア 事業名称

高月夕市推進事業

イ 事業主体

ふるさとマーケット夕市組合

ウ 事業時期

平成18年度

エ 事業概要

・既設の夕市において、コミュニティや近隣市町等からの来訪者に対して新鮮でおいしく、安全な農産物の提供

・地域住民のふれあい空間(ベンチ等を備えたお休み処)の確保

オ 事業効果

ふれあい空間の確保により、地域密着型のマーケットとして、1次商圏からの集客力の強化が見込めるとともに、車を利用した2次商圏の顧客拡大にもつながることが期待される。

カ 事業手法

戦略的中心市街地商業等活性化支援事業等

(4)高月らしい特産品開発と循環の仕組みづくり

4-1

ア 事業名称

農産物加工による新商品開発事業

イ 事業主体

ルナハウス

ウ 事業時期

平成18年度

エ 事業概要

・地域でとれる安心な農産物の加工による魅力的な特産品開発

・漬物(高月菜)/観音せんべい/観音そば/さつまいもの切干/観音豆腐/観音みそ/観音の里かみこ

オ 事業効果

地産地消をキーワードとした農業者と商工業者の連携によるまちおこしにつながるとともに、魅力的な商品ラインナップの強化により、ルナハウスの強化と収益増が期待される。

カ 事業手法

食品流通高付加価値モデル推進事業等

4-2

ア 事業名称

『高月逸品』(仮称)の戦略的PR事業

イ 事業主体

ルナハウス

ウ 事業時期

平成18年度

エ 事業概要

・高月特産品『高月逸品』(仮称)のブランド力の強化に向けたPR戦略の策定と推進

・高月菜の物語づくり・ルーツの調査

・新駅とルナハウスの動線の確保(のぼり旗・看板)

・町広報への定期的掲載

・チラシ・パンフレットの作成・充実

・商品の魅力を高めるイベントの開催

・試食会の定期的開催

・体験教室の充実(キムチ、パン、そば打ち等)

・ルナハウスまつりの定期的開催

オ 事業効果

ブランド力の強化により、ルナハウス販売商品の認知度のアップと売上増が期待されるとともに、高月町のイメージアップにつながる。

カ 事業手法

JAPANブランド育成支援事業等

4-3

ア 事業名称

流通・販路拡大事業

イ 事業主体

ルナハウス

ウ 事業時期

平成18年度

エ 事業概要

・ルナハウスで扱う特産品の販売拡大のための販路開拓

・学校給食への加工食材の提供

・商品セット販売(土産用)

・ダイレクトメールの活用

・インターネット販売

・事業所、量販店への販路ネットワークの強化

オ 事業効果

販売チャンネルの多角化により、都市住民も含めたルナハウス販売商品の認知度のアップと売上増が期待されるとともに、高月町のイメージアップにつながる。

カ 事業手法

JAPANブランド育成支援事業等

4-4

ア 事業名称

地産・地消推進事業

イ 事業主体

民間事業者、農家、新規就農者(定年退職者等)

ウ 事業時期

平成18年度

エ 事業概要

・地産地消の基盤となる、おいしく、安心・安全で環境への負荷の小さい農産品の生産拡大の促進

・滋賀県が認証する「環境こだわり農産物」の農業者への普及促進

・農産品の高月ブランドの確立とPR(加工特産品のブランド化と連携)

・計画的な生産サイクルの調整

・地産地消の地域内循環ルートづくり

・学校給食への地場食材提供

・飲食店、工場給食への地場食材提供

・大型店舗への販売依頼、夕市での販売

オ 事業効果

新鮮で安心・安全な食材の提供による町民の健康の保持・増進が期待されるとともに、地元農家の活性化や新たな農業の担い手育成につながる。また、子ども達の「食育」につながる。

カ 事業手法

食品流通高付加価値モデル推進事業等

(5)起業化支援の仕組みづくり

5-1

ア 事業名称

「高月屋台村」事業

イ 事業主体

民間事業者((仮称)高月フラワーワゴンサービス)

ウ 事業時期

平成18年度

エ 事業概要

・軽トラックの荷台を活用した屋台やワゴン(レンタル方式)による、イベント会場等における物販・飲食サービスの起業支援

・「屋台塾」の開催による起業家育成

オ 事業効果

機動性があり、簡便に開設できる移動店舗システムであることから、町内外の地域密着型イベントで有効に活用でき、集客効果を高めることが期待されるとともに、起業家育成の場として活用することができる。

カ 事業手法

戦略的中心市街地商業等活性化支援事業等

5-2

ア 事業名称

空き店舗活用事業

イ 事業主体

民間事業者、地域住民

ウ 事業時期

平成18年度

エ 事業概要

・旧市街地における空き店舗を活用したチャレンジショップ事業等の展開

・チャレンジショップ、レンタルスペース、レンタルスタジオ、一坪ショップ等

・託児(老)所等のコミュニティ密着型施設としての活用

・起業家育成、経営道場(塾)の場としての活用

オ 事業効果

店舗が大きく減少した中心市街地において、空き店舗を活用したチャレンジショップを立ち上げることで、中心市街地に人の流れを回復し、コミュニティの日常生活を支える機能の再生にもつなげることができる。

カ 事業手法

戦略的中心市街地商業等活性化支援事業等

■事業プログラム

構想名

事業内容

第1ステップ

(短期着手)

平成18年度

第2ステップ

(中期着手)

平成20年度

(1)高月町の顔づくり

1-1

自由通路有効活用事業

1-2

エコミュージアムのコア施設活用事業

1-3

駅活用イベント推進事業

1-4

駅を起点としたエコツアー事業

(2)うるおいある景観づくり

2-1

渡岸寺観音堂参道魅力化事業

2-2

緑いっぱい・花いっぱい推進事業

(3)住民交流・生活拠点づくり

3-1

住民交流拠点整備事業

3-2

高月らしいもてなし構築事業

3-3

高月夕市推進事業

(4)高月らしい特産品開発と循環の仕組みづくり

4-1

農産物加工による新商品開発事業

4-2

『高月逸品』(仮称)の戦略的PR事業

4-3

流通・販路拡大事業

4-4

地産・地消推進事業

(5)起業化支援の仕組みづくり

5-1

「高月屋台村」事業

5-2

空き店舗活用事業

4 TMO事業の推進方策

(1)推進戦略

○TMO事業を着実に推進していくためには、戦略的、段階的な事業推進の考え方が必要になります。

○その際、TMO運営の財政的な基盤となる収益事業の確保が重要であり、各発展段階でTMOがコアとすべき収益事業を明確に位置づけながら、事業実施スケジュールに即しつつ、事業推進の重点を明確にして取り組む必要があります。

(2)推進体制

○中心市街地活性化の担い手となる「NPO花と観音の里」は、全国で2番目のNPOとして設立されたユニークな(前例の無い)TMOであることから、TMO事業を軌道に乗せていくためのしっかりとした推進体制を確立する必要があります。

○そのため、町や商工会、民間事業者(TMO事業実施主体)、ボランティア等の関係機関との連携を密にする必要があります。

○また、中心市街地活性化法の改正によって新たに位置づけられることとなる「中心市街地活性化協議会」に参画し、その要としての役割を果す必要があります。